ようか。例えば、ソ速、ボーヲンド、東ドィツ、および チエコスロパキアとドィツ連邦共和国との問で結ばれた 条約を一つあげれば充分でしょう。これは、特に、上述の賭原理にのっとっています。もちろん、これだけで自動的に、自然に、鬪爭なしに、世界全般、特にョーロツ パの国際関係の「淸浄」化がうまく行くというわけではありません。更に、いろいろな理由から国際緊張や珥備较争に利益を感じる努力の頑強な抵抗もあるからです。 この理由から、この反対勢力に打ち勝たなければ、いっそう押し進めるこ
とはできません。なぜならば、全ョー口ツパだけでなく、世界中が抱えている死活の利害がそれにかかっているからです。現在の状況下では、この事業を実現するのにかつてないよいチヤンスが存在します。
特別に大事なことは、先のブレジネフ書記長の演說の中にもあリました次のことです。すなねち、ョーロ
ツパ諸国閣の関係に関する上述の諸原理は「ヨーロツ パ人の日常生活面とその心理のー部分を形成するこ と」が必要だとおゥしゃゥているからです。
米ソの場合も同じてすか、私達は、紀元ニΟΟΟ年に向けての調和のとれた発展を保障するための、相亙依存関係の原則を徐々に受け容れてもらうように、どのようにしてョーロッパ人のものの見方を変えて行け ばよいのでしょうか。
ョーロッパの安全保障と協力の問題を話し合うための準備段階で払われた多大の努力自体が、ある程度、ョーロッパ各国の心理を助長し、また国際関係の実際面でも、平和共存の原則を強めてきたように思われます。
結局、この事業は、政党や政治運動、それに何百という民間諸机織を卷き込みました。
多くのラジオ、テレビ、新聞などを通じて。いろいろとこの原則についての肘論が交されました。これら全てによって、一定の観念や原理が社会意識の中に根づくよう刺激を受けたと苜えます。これによって新しい心理的雰囲気が醸成され、それによってヨーロッパ大陸の緊張緩和に反対する人逹の策略がますますむずかしくなりま した。
社会主義、资本主義の両体制の国々が参加する、本質上、初の地域安全保陣とも言うぺき、ョーロッパ安全保陣体制構想の進展は、このようなョーロッパ諸国民の心