れがキューバの行動を支持したのは、MPLAの闘争の大義、すなわち南アフリカの軍事介入や白人雇い兵やCIAに脅かされているアンゴラの完全独立と領土保全の闘いに共感したからである。
- キューパはアメリカの玄関先にあるソ連の同盟国として、アメリカを絶えずいらだたせているが、これはアメリカの歴史にとって新しい経験だ。
A そうだ。新しい経験という点では、まったく同じように、アメリカが受け入れなければならないことはまだほかにもある。アメリカの周辺では、ますます多くの国々が自主的な政策をとっている。しかし、なぜ独立した国家が必ずいらだたしい存在にならなければならないのか、私にはわからない。
- カルロス・ラファエル・ロドリゲス博士と会談した際、明らかになったのは、アメリカが封鎖を解除しさえすれば、キューバ政府はアメリカとの正常な関係を再開する用意があるということだった。
A そのような正常化は実現できるし、とっくにその時期がきていると思う。われわれはこの正常化を完全に支持する。
- ラテンアメリカについて、もう二つ三つ、一般的な質問をしたい。二カラグアを焦点として、ラテンアメリカに新たに一連の革命が起きている現在、今後数年間にこの地域はどのようになると予想するか。
A ラテンアパリカでは、アメリカはおそらく世界のほかのどの地域におけるよりも多くの地雷を足元に敷設して、自らの政策を危うくしている。一九世紀初めにモンロー・ドクトリンを宣言して以来、アメリカはラテンアメリカを自分の植民地のように考えてきた。
ちなみに、あまり覚えている人はいないが、モンロー大統領は西半球におけるアメリカの覇権を主張する一方で、ほかの地域へのアメリカの不干渉をも誓っている。ラテンアメリカほど、アメリカが